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【5月27日-28日 訪丹】

  • 執筆者の写真: 立命館大学 丹後村おこし活動チーム
    立命館大学 丹後村おこし活動チーム
  • 2023年6月3日
  • 読了時間: 3分

こんにちは!



お待たせいたしました!田植えの報告です!

5月の27日から28日にかけての訪丹で、ついに田植えを行い、終えることができました!



二日とも田んぼでの作業にぴったりの天気で、太陽はまるで田植えの進捗を心配してくれているかのように、顔を出したり引っ込めたりを繰り返していました。



年に一度の特別な訪丹ということもあって、参加人数は16人、大人数の賑やかな作業となりました。



今年度の苗は、昨年度、私たちが収穫した種もみから育ったものです。

丹後の日ケ谷で収穫され、滋賀のキャンパスに運ばれた種が、青々しい苗に成長し、再び日ケ谷の田んぼに里帰りする。そしてその苗は、ひと夏をかけて立派な稲へと育ち、新しい種を残すことになるでしょう。

川で生まれて海へ旅をし、成熟した後、再び川へ遡上して産卵をする、降海型のサケやマスが思い起こされます。



しかし、私たちが植えたのは、まだ青い少年。種を残すには若すぎます。これからいくつもの苦難を越えて逞しい青年になってくれるよう、私たちは、草抜きや諸々のお世話をして、傍から支えていこうと思います。



今まさに大人になろうとしている時期、成長過程の絶妙な位置に生きている生き物というのは、みな魅力的に感じられるものなのでしょうか。少年少女はもちろん、田んぼに植えられたばかりの苗や、中途半端に四肢が飛び出したオタマジャクシさえもが、大人と子供の狭間で行ったり来たりしながら、それでも必死に今を生きていて、とても美しいものであるようです。


そんなことを感じた田植えでした。



そして、今回の訪丹で植えたのは米の苗だけではありません!

なんと、27日の午前中には、こんにゃく芋の種芋を植える作業をお手伝いしました。

日ケ谷で私たちの活動に協力してくれている方の一人が、畑地で今年からこんにゃく栽培に挑戦するらしく、その種芋植えに私たちも参加させていただきました。


畑には二人の小さな子供も含めた多くの住民の方が集まっていて、種芋植えが終わってしばらくの間、私はその子供たちと一緒に遊んだりしました。ちょうちょを追い回したり、オタマジャクシをすくったり、オオバコ相撲をしたり。小さい頃にやったっきりで、都市部にすむ今となっては距離の遠いものになってしまったそれらの遊びを、現役の子供たちと同じ目線で楽しむことができて、とてもきれいな気持ちになれました。あの二人の良き友と、もう一度遊びたいな……。



長々と書いてしまいましたが、個人的な話はそれぐらいにしておきます。

(一回生の服部君が書いてくれた前回のブログに圧倒されてしまい、それに負けじと対抗心を燃やしてここまで書き進めてきたことは秘密にしておきます。)


それでは、米もこんにゃく芋も立派に育つようにと願いつつ、今回のブログを締めさせていただこうと思います。


豊作を祈って


文責:大野

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